共産党の池川都議が東京都の藤田教育長に対して「都立高校の校則はなぜツーブロック禁止なのか」という質問をし、その回答について話題になっています。
なぜ校則でツーブロック禁止なのか
先生にとってツーブロックってどんな認識なのでしょうか
探ってみました。
ツーブロック禁止の校則から見る 保守的な日本の国民性
校則でツーブロック禁止の理由
池川都議が、
「都立高校の校則はなぜツーブロック禁止なのか」と質問した事に対して、
藤田教育長は、
「外見等が原因で事件や事故に遭うことから、生徒を守るという趣旨がある」と回答しました。
この回答で個人的に気になったのが
「外見等」の「等」という言葉。
「等」ということは外見以外にも原因があったということが予想され、髪型がツーブロックだからと断定できる物では無いのではないでしょうか。
それに、ツーブロックにした人物が事件に遭った数の統計をとった訳では無い。
そもそもツーブロックにしていると、事件や事故に巻き込まれるという事が思い込みであり現実的では無いです。
日本は個性よりも協調性重視
日本人は個性よりも集団生活においての協調性を重んじることを重要視してきました。
年配の先生に取ってツーブロックという髪型は、「目立つ奇抜な髪=事件に巻き込まれる」と認識されているのかもしれません.
高校生に取ってはちょっとオシャレな髪型という認識なのに対して、
昭和生まれの年配者に取っては不良のする髪型という印象なのでしょうか。
生徒の中には先生に「なぜツーブロック禁止なのか」理由を尋ねた所、「校則で決まっているから」「ルールだから」
の一点張りだったそうです。
教師と生徒の立場は違ど、しっかり理由を伝えなければ信頼関係築くことは難しいでしょう。