現在、新型コロナ感染リスクを避けるため、病院へ行くことを控えている方は多いのではないでしょうか
オンライン診療は来院する必要がなく、医師の診断を受けることができるシステムです。
受診を控えている患者にとって、コロナの感染リスクが無いオンライン診療は魅力的ですよね。
でもオンライン診療はまだ始まったばかりなので、問題点も多いようです。
今回はオンライン診療について深堀りしました。
見出し
オンライン診療の利便性と問題点
オンライン診療の便利な所
自宅で診察可能なため、来院する必要がなく時間を有効に使える
人との接触を避けられるため、新型コロナ感染リスクを避けられる
オンライン診療の問題点
オンライン診療は来院せず、感染リスクのない自宅で診療できるため便利ですが、
オンラインだからこその問題点もあります。
限られた情報での診療
ビデオ通話だけで診療するわけにはいかないという意見の医師もいる
重大な疾患を見落とした時に医師が責任を問われることがある
システムの導入費用が高額
システム導入費用が高額なため、規模の小さい病院は導入できないことがある
個人情報などのセキュリティ面への不安
個人情報漏洩の危険性がある
オンライン診療の診察時間と支払い方法
診察時間
診察時間は10分くらいで、通常とさほど変わらない
支払い方法
支払い方法はクレジット決済
病院から薬局に処方箋が送られるため患者は近所の薬局で受け取れる
医師がオンライン診療で気をつけていること
ビデオ通話の画面越しなので、気持ちが伝わるか心配なため気をつけていることがあるそうです
・分かりやすいように言葉をハッキリ喋る
・身振り手振りを大きくする
まとめ
利便性の高いオンライン診療ですが、始まったばかりなのでシステム導入費用やセキュリティ面など問題点も多いのが現状です。
しかし厚労省のアンケートでは、オンライン診療を経験した55.2%がオンライン診療を希望しています。
コロナ第二波に備え本格的な活用はこれからなので、困っている患者さんの受診控えをサポートできる大切なシステムですよね。
全国で本格的に運用できるように国からの補助などで、今後整備され医療として成り立っていくと思います