中国では大雨が続いており、いくつかの村がすでに水没している状態です。
中国の三峡ダムは下流の洪水防止のために作られたのですが、大雨でダムが決壊しそうなため大量に放水しました。
その結果、現在上流下流ともに洪水被害が出てしまい、ダム下流の洪水防止機能は使い切ってしまった状態です。
ダムが決壊してしまうから放水した、でも放水したら洪水被害が出てしまったという状態。
上流下流とも水害で、ダムが決壊しそうなほど大変なことになっている理由を探ってみました。
中国が大雨で洪水 経済成長した都市でなにが起こっているのか
シリコンバレー並にITや経済が成長している中国ですが、何故都市部まで水害が広がっているのでしょうか。
中国の三峡ダムはダム関連の利権が優先され、建設を急いだため設計上も建設上問題があると言われてきました。
Googleアースで見ると、今回の豪雨でなんとダムに歪みが出ているようです。
中国の地上は素晴らしいが地下に問題
中国の都市部は、急速に経済成長が進み最先端技術が駆使されているため、街の設備に問題は無いようにみえます。
しかし、下水設備がまともに整っていないため、今回のように豪雨が続くとあっという間に水没してしまいます。
地上にコストをかけている中国ですが、下水設備を整えるには地上以上のコストがかかります。
見えない地下よりも、見た目を重視しがちなのが中国なので地下にはコストをかけないのでしょうか。
日本の下水設備
日本も昔、下水設備がまともに整っていなかった頃は、大雨が降るとすぐに水没していました。
しかし現在日本では、都市部については下水設備が整っているので、豪雨が続いてもひどく水没してしまうことはありません。