キャッシュレス利用の特典として実施されていたポイント還元が、6月末で終了します。
キャッシュレス利用を促す目的で行われた施策ですが、日本ではどれくらい普及したのでしょうか。
また、7月以降キャッシュレスの普及は進むのでしょうか。
見出し
ポイント還元が終了 今後キャッシュレスの普及は進むのか
日本でのキャッシュレス比率は経産相の調査によると約2割のため、まだまだ伸び代はあります。
経産相では、今後手数料の公開義務ずけや、手数料を引き下げて店舗のキャッシュレス離れを食い止める方針です。
一方で海外へ目を向けると、韓国では9割、アメリカでは4割5分キャッシュレスが普及しており、日本を大きく上回っています。
なぜ、日本ではキャッシュレスの普及が進まないのでしょうか。
日本でキャッシュレスが普及しない理由
キャッシュレスは手持ちの現金を確認する必要がなく、現金のやり取りをしないので新型コロナ感染予防にもなりメリットが大きいです。
ではなぜ、日本ではキャッシュレスが普及しないのでしょうか。
キャッシュレス決済可能な店舗が少ない
カード決済可能な店舗の割合は、スーパーマーケットで70%、フランチャイズで63%、タクシーで51%、旅館で90%です。
キャッシュレスを利用する店舗の負担として手数料、初期費用の端末代金がある。
中小規模の店舗では手数料の高さが、一番のネックで振り込みまでタイムラグがあり手元資金が少なくなるようです。
端末の維持費
設備の月額料金やメンテナンス費用がかかるため、小規模事業者だとリソースの確保ができない。
決済のシステム
国内の決済サービス会社が、個別でQRコードを発行しているため、QRコード決済が乱立されており利便性が悪い。
まとめ
・国内のキャッシュレス普及率は2割で、まだまだ伸び代がある。
・手数料や設備維持費などの店舗負担を軽くすることで、キャッシュレス対応の店舗が増え、キャッシュレスが普及する
・複数ある決済を一つのバーコードにまとめるシステムでさらに決済しやすくなる