1人で入りづらいレストランに一緒に行ってほしい時など一人の人間が必要な時に依頼するサービスがあります。
「レンタルなんもしない人」、通称レンタルさんは、SNSから話題となりドラマにもなりました。
彼は、フィクションの世界から現実にやってきた人のような不思議な雰囲気の持ち主です。
謎が多い彼の経歴やレンタルを始めたきっかけなどを探りました。
『レンタルなんもしない人』というサービスを始めます。
1人で入りにくい店、ゲームの人数あわせ、花見の場所とりなど、ただ1人分の人間の存在だけが必要なシーンでご利用ください。
国分寺駅からの交通費と飲食代だけ(かかれば)もらいます。ごく簡単なうけこたえ以外なんもできかねます
レンタルなんもしない人のtweetをそのまま引用しています。
ちなみにレンタル彼氏やレンタル彼女では無いそうです。
見出し
レンタルなんもしない人の本当はなんかしてきた人生
レンタルなんもしない人、通称レンタルさんが、アベマTVに出演していた内容をまとめてみました。
レンタルなんもしない人の詳細
本名:森本 祥司 さん(もりもと しょうじ)さん
年齢:36歳
家族:妻子持ち
収入:ゼロ
レンタルなんもしない人の経歴
25歳: 大阪大学院を卒業し出版社に就職(教材関係)
26歳: 結婚
31歳: 会社を辞める(辞めた理由:馴染めなかった。もともと会社勤めに向いてない、なかなかなんも役に立ってない感じがあった)
そしてフリーのライター業で生計を立てる ※後にフリーライターも辞めた(辞めた理由:長い文章を書くのに疲れた)
33歳: 長男が生まれる
34歳: 2018年5月アベプラのプロ奢ラレヤー特集をみてしまう
2018年6月「レンタルなんもしない人」を開始
レンタルなんもしない人を始めたきっかけ
プロ奢ラレヤーさんの奢られる活動を見た事がきっかけで、見た時にピンときたそうです
自分も同じことをしようと思ったが自分には出来ない気がして、
自分なりになんか出来ないかなと考え、ずっとなんもしないで食っていけたらなあと考えた結果
「レンタルなんもしない人」を思いついたそうです
ネーミングは、「レンタルなんもしない人」以外に「動く置物」と言う名も候補にあったそうです。
「動く置物」よりも「レンタルなんもしない人」の方がインパクトがあり、面白そうで興味をそそられます。
レンタルなんもしない人の利用料
国分寺からの電車賃と食事代だけ(かかった場合)
最近まで1回1万円の有料サービスでした。
利用する人の中には「有料の方が気兼ねなく依頼しやすい」と言う人もいるようです。
あなたはどちらでしょうか?
私は無料の方が頼みやすいなと思いました。
高い安いの問題ではなく、「1回●●円」と有料でお金のやり取りが発生すると、
急に店の人とお客さんという関係性が成り立ち
1枚の壁ができ、自動的に心のシャッターが閉まるように感じるから不思議です。
無料だと、他人なんだけと近所のお兄さんにちょっと同行してもらうような親近感を感じます。
利用料は国分寺からの電車賃と食事代の理由
レンタルさんは、巷にある「レンタルおじさん」などと、差別化したかったそうです。
広告宣伝費じゃないけど話題になった方がいいし、依頼が来るようにしたかったという事です。
確かに電車賃と食事代だけなら、商売という感じがしないせいか、使ってみたいと思うんですよね。
レンタルなんもしない人を利用する人の男女比
女性が8割で圧倒的に多い。
レンタルなんもしない人が感じた依頼してきた人 女性と男性の違い
女性の方があんまり実用的に人を使おうとしない。一緒にいるだけでOKと言う感じの人が多い
男性は利用しようとする人が多い、何もしないならいいや、というふうなのがありがち。だそうです。
癒し系とかほのぼのした雰囲気のレンタルさんの素質から、女性との相性の方がいいのかもしれません。
レンタルなんもしない人の収入源
レンタルさんは現在、貯金を切り崩して生活しているそうです。
今後の収入源は考えているのでしょうか?
レンタルなんもしない人が考える収入源
・スポンサーを見つけて Tシャツに何か入れるとか、帽子に何か入れるとか、
ツイッターアカウントに企業のアカウント載せるとか
広告ビジネスを考えているようです。
・メディアみたいな利用の仕方もあるそうで、マイナーなスポーツの宣伝のために
レンタルさんを呼んで応援してほしい依頼の場合、マイナースポーツの認知度が上がることが予想されます。
ほのぼのした雰囲気のレンタルさんですが、素晴らしい発想とともにしっかり考えているんですね。
まとめ
・レンタルなんもしない人のサービスは、海外からの依頼もウェルカムだそうです。
例えばアップルストアに並んでほしいとか。
・レンタルさんはトレードマークのシンプルな青い帽子と無地のTシャツですが、
依頼者の横にいても空気のように馴染むようにしているそうです。
サービスのコンセプトに合った心配りが素晴らしいですね
・フィクションの世界から現実にやってきた人のような不思議な雰囲気の持ち主です。
・「レンタルなんもしない人」という、人と違うことをするというのですごく需要があると思いますが、
それだけではなく、レンタルさんに素質があり、人自体に魅力があるから成り立っていると思います。